マクラーレン・ホンダ(MP4-29H) 初テスト走行、今までのホンダF1活動を振り返ります。【動画あり】 [モータースポーツ (F1・WEC)]
先日のF1日本グランプリで、公開されたホンダの2015年の新エンジン。
開発が遅れているという話が出ていましたが、2014年ベースのシャーシにこのエンジンを搭載した、マクラーレン・ホンダ「MP4-29H」のテスト走行が行われました。
いよいよ、来年からホンダのF1・第四期が始まりますが、これまでの活動を簡単に振り返ってみました。
第一期、シャーシの開発を依頼していた名門ロータスのコーリン・チャップマンに一方的に契約を破棄され、シャーシから全て自前で開発し、初優勝した「RA272」。
黄金の第二期、ナイジェル・マンセル、ネルソン・ピケ、アイルトン・セナ、日本人初のフルタイムF1ドライバーになった中嶋悟で達成した、ホンダ1・2・3・4フィニッシュ。
そして、アランプロスト、アイルトンセナという二人の天才を擁して、シーズン前人未踏の16戦15戦をあげた、伝説のマクラーレン・ホンダ「MP4/4」。
困惑の第三期、エンジン性能だけは勝てずと、BARの株を大幅に買い、シャーシ開発を進めたBARホンダ。佐藤琢磨が日本人初のフロントロウ獲得(BAR 006)、初のオール日本チーム「スーパーアグリ」の誕生などうれしいニュースがありましたが、結果は低迷気味でした・・・。
しかも、F1を撤退しBARホンダを引継いだブラウンGPが、ホンダ開発したシャーシにメルセデスエンジンを搭載して、破竹の7戦6勝をあげる大快挙。結果からするとホンダのシャーシはよかったということになりました。
そして2015年、真価が問われる第4期。果たしてどんな一年が待っているのでしょうか??
ぜひ、今までの第一期から、第三期のホンダのF1の歩みを再確認してから、第四期を楽しむと面白いと思います。これらをまとめた「グランプリカー名車列伝 vol.8」が今の愛読書です。
旧マクラーレンホンダは、アイルトン・セナという天才ドライバーを要してエンジンパワーが絶対でした。ただ、セナはマシンの開発が上手いドライバーとは言い難く、今のF1では勝てないと思います。どのドライバーが新生マクラーレンのシートに座るのか、またホンダがマクラーレンと、どの位関わっていくのかというのが楽しみです。
最後に、本田宗一郎がシャーシの開発を破棄したロータスのコーリン・チャップマンに向けて打った、電報をご紹介します。
本田宗一郎氏らしい電報ですね。実は、初優勝車「RA272」は当時、過去の栄光を振り返らない本田宗一郎の命令で、スクラップ廃棄さりれています。現在、ホンダミュージアムに展示されているは、当時のホンダのエンジニアが隠していた同型車です。
一からのスタートになると思いますが、ホンダの挑戦するスピリットでがんばって欲しいと思います!!
※ここで紹介している動画は、すべて本田技研工業株式会社及び、マクラーレン社がプロモーション用に作成し、YouTubeで公開している公式動画です。
ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました!!
ぜひ、ホームページ「外房雑記録」(http://sotobou.web.fc2.com/)にも、遊びにきてくださいね♪ 内容は、Nゲージ入門(鉄道模型)ガイド、JR外房線ガイド(車両・歴史・廃線など)、クラブミュージック/クラブジャズ/洋楽の名盤CDガイドです。
(詳細は、こちら。)
開発が遅れているという話が出ていましたが、2014年ベースのシャーシにこのエンジンを搭載した、マクラーレン・ホンダ「MP4-29H」のテスト走行が行われました。
[11月14日(金)・イギリス・シルバーストーンサーキット]
いよいよ、来年からホンダのF1・第四期が始まりますが、これまでの活動を簡単に振り返ってみました。
第一期、シャーシの開発を依頼していた名門ロータスのコーリン・チャップマンに一方的に契約を破棄され、シャーシから全て自前で開発し、初優勝した「RA272」。
ホンダRA272 メキシコGP 1965 No.11 (1/43 エブロ)
黄金の第二期、ナイジェル・マンセル、ネルソン・ピケ、アイルトン・セナ、日本人初のフルタイムF1ドライバーになった中嶋悟で達成した、ホンダ1・2・3・4フィニッシュ。
左: ウィリアムズ・ホンダ FW11B N.ピケ ワールドチャンピオン (1/43 ミニチャンプス)
右: ロータスホンダ 99T セナ没後15周年モデル (1/43 ミニチャンプス)
そして、アランプロスト、アイルトンセナという二人の天才を擁して、シーズン前人未踏の16戦15戦をあげた、伝説のマクラーレン・ホンダ「MP4/4」。
マクラーレン MP4/4 イタリアGP 1988 No.12 A.セナ(1/43 アイドロン)
困惑の第三期、エンジン性能だけは勝てずと、BARの株を大幅に買い、シャーシ開発を進めたBARホンダ。佐藤琢磨が日本人初のフロントロウ獲得(BAR 006)、初のオール日本チーム「スーパーアグリ」の誕生などうれしいニュースがありましたが、結果は低迷気味でした・・・。
左: BAR ホンダ 006 #10 佐藤 琢磨 タバコ仕様 (1/43 ミニチャンプス)
右: スーパーアグリ ホンダ SA08 富士スピードウェイ 佐藤琢磨 (1/43 ミニチャンプス)
しかも、F1を撤退しBARホンダを引継いだブラウンGPが、ホンダ開発したシャーシにメルセデスエンジンを搭載して、破竹の7戦6勝をあげる大快挙。結果からするとホンダのシャーシはよかったということになりました。
そして2015年、真価が問われる第4期。果たしてどんな一年が待っているのでしょうか??
ぜひ、今までの第一期から、第三期のホンダのF1の歩みを再確認してから、第四期を楽しむと面白いと思います。これらをまとめた「グランプリカー名車列伝 vol.8」が今の愛読書です。
「グランプリカー名車列伝 vol.8」( 三栄書房)
旧マクラーレンホンダは、アイルトン・セナという天才ドライバーを要してエンジンパワーが絶対でした。ただ、セナはマシンの開発が上手いドライバーとは言い難く、今のF1では勝てないと思います。どのドライバーが新生マクラーレンのシートに座るのか、またホンダがマクラーレンと、どの位関わっていくのかというのが楽しみです。
最後に、本田宗一郎がシャーシの開発を破棄したロータスのコーリン・チャップマンに向けて打った、電報をご紹介します。
「電報は読んだ。ホンダはホンダ自身の道をゆく」
本田宗一郎氏らしい電報ですね。実は、初優勝車「RA272」は当時、過去の栄光を振り返らない本田宗一郎の命令で、スクラップ廃棄さりれています。現在、ホンダミュージアムに展示されているは、当時のホンダのエンジニアが隠していた同型車です。
一からのスタートになると思いますが、ホンダの挑戦するスピリットでがんばって欲しいと思います!!
※ここで紹介している動画は、すべて本田技研工業株式会社及び、マクラーレン社がプロモーション用に作成し、YouTubeで公開している公式動画です。
ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました!!
ぜひ、ホームページ「外房雑記録」(http://sotobou.web.fc2.com/)にも、遊びにきてくださいね♪ 内容は、Nゲージ入門(鉄道模型)ガイド、JR外房線ガイド(車両・歴史・廃線など)、クラブミュージック/クラブジャズ/洋楽の名盤CDガイドです。
よかったら、応援クリックをお願いします! |
コメント 0