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[F1プラモデル再販] 1/24 ザクスピード ZK891 (ハセガワ) [モータースポーツ (F1・WEC)]

Twitterのタイムラインで知りました、



こういうF1のマイナーな車種がプラモデル製品化されていて、まさか再生産されるなんてびっくりしました!! ハセガワから「1/24 ザクスピード ZK891」が、2018年1月に再販予定です。



[メーカー]  ハセガワ
[スケール]  1:24
[品番・品名] 20324 ザクスピードZK891
[発売予定日] 2018年1月13日
[本体価格]  2,800円 (税抜)
[パッケージ]

[完成見本]


ザクスピード ZK891」は、1989年のドイツのF1チーム「ザクスピード」の実質F1参戦最後になったマシンでした。

ドライバーは、前年1988年に鈴鹿で初F1スポット参戦 (ラルース ローラ LC88)を果たし、1989年に日本人2人目となるフル参戦を果たした、カーNo.35の鈴木亜久里とドイツ人のカーNo.34のベルント・シュナイダーでした。

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この年1989年からF1はターボ禁止となり、全車が自然吸気エンジン (V8、V10、V20) エンジンを搭載した20チーム、39台がエントリーしました。タイヤもピレリが復帰し、グッドイヤーとのタイヤ戦争も勃発。



この頃はF1ブーム真っ盛りで、マクラーレン・ホンダ MP4/5が強く、日本グランプリでセナとプロストが接触したり、最終戦のオーストラリアGPで雨のナカジマ、中嶋悟の日本人初のファステストラップを記録したとても印象深い年でした。

ザクスピード・ヤマハと言えばチームにとっても失敗作マシン・黒歴史といえる内容で、ベルント・シュナイダーが2回予選・決勝に進んだだけで、鈴木亜久里に至ってはシーズン全16戦全て予備予選落ちという不名誉な記録だけ残しました。

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(カーNo.35 鈴木亜久里)


当時はエントリー数が多く、ザクスピードのような弱小チームはまず予備予選で上位4位に入り、予選・決勝へ出場できる全30台に入らなければいけませんでした。

この年のザクスピードは自前のエンジンをやめて、前年度F3000シリーズチャンピオンからF1に初挑戦したヤマハ製エンジンのV8エンジン「OX88」(5バルブヘッド)を無償で入手しましたが、非力かつ信頼性がとても低くテスト走行すら難儀する状態でした。

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「OX88」(ヤマハ V8エンジン)


しかもメカニックがギヤを組み間違えたり、

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ハンドルを切るとタイヤがフロントウィングの翼端板に当たってタイヤを切ってしまうなど、チーム自体もグタクダな感じでした。(現場で翼端板を切って、ルーターで修正・・・)

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鈴木亜久里も「捨てちゃえよ、こんな車!!」と不満をぶちまけてしまう始末、本当に同情してしまう状態でした。

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ですが、鈴木亜久里は翌年にラルース ランボルギーニ・ローラ LC90で、日本人初の3位表彰台に上がりました。




ハセガワの「ザクスピード ZK891」のプロトモデルはインダクションポッドがT型・タバコ広告禁止国仕様のようです。当時ザクスピードのメインスポンサーは、タバコメーカーの「West」ですが、タバコ広告禁止国は「East」となっていました。

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タミヤもそうなんですが、昔のキットはタバコメーカーのデカールは入っていたんですが、最近のキットはタバコデカール別途用意しなければならず、手間ですね。。。



ちなみに「1/24 エスポ ラルース LC90」(ハセガワ)も2018年2月な再販予定です。



[メーカー]  ハセガワ
[スケール]  1:24
[品番・品名] 20330 エスポラルース LC90
[発売予定日] 2018年2月17日
[本体価格]  2,800円 (税抜)
[パッケージ]

[完成見本]



ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました!!

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[F1本・感想] 新刊購入「GP Car Story GP CAR STORY Vol.17 Lotus 99T」(三栄書房) [モータースポーツ (F1・WEC)]

10月7日に発売のF1関連本「GP Car Story GP CAR STORY Vol.17 Lotus 99T」(三栄書房)の感想とレビューです。



【主な目次はこちら】

Gallery 99T
エフワン元年、それを象徴する要素の集大成的マシン──Flash Back
アクティブサスペンションの功績と罪過 99Tに見るロータス・テクノロジーの先見力
理解し切れていなかったアクティブの影響──ピーター・ライト インタビュー
99T Variations──レースごとの仕様とモディファイ
継続的な開発が必要な車体だった──ティム・デンシャム インタビュー
99T Detail File──マシンの細部を探る
過給圧規定下で図られた最適化──後藤 治インタビュー
量産エンジンの哲学から生まれたレースエンジン
ふたつの組織──チーム・ロータスとロータス・エンジニアリング
ラングレー・オフィス──現場を支えたホンダ最前線基地
夢の四天王体制よりも意義深き“3点セット”構想──桜井淑敏インタビュー
1987年の風景
対談 中嶋 悟×今宮 純──ふたりだけが知っている87年のエピソード
先駆者中嶋の凱旋レース??1987年第15戦日本GP
歓喜と失望と決別と。──アイルトン・セナが明かす87年の偽らざる想い
やはり99Tが勝てたのはセナあってこそ──1PP&2勝の価値を分析する
あの日、鈴鹿で得た力──佐藤琢磨が語る人生を変えた99Tの衝撃
モータースポーツに革命を起こした天才コリン・チャップマン
天下一品、孤高のブランド──GP Model Story #17
次号予告/プレゼント
Epilogue

【本誌プレビュー】

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今回ピックアップされたのは、日本で空前のF1ブールの先駆けとなった1987年・音速の貴公子「アイルトン・セナ」と日本人初のフルタイムレギュラードライバーになった「中嶋悟」がドライブした「ロータス・ホンダ・99T」です。

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(左:ロンドンでの新車・ドライバー発表会見 / 右: アイルトン・セナと中嶋悟)



(オートアート・コンポジットモデル 1/18 ロータス 99T ホンダ F1 日本GP 1987 #12 アイルトン・セナ)



(オートアート・コンポジットモデル 1/18 ロータス 99T ホンダ F1 日本GP 1987 #11 中嶋悟)


当時中学生だった私は、フジテレビの深夜のF1中継を見てこの「ロータス・ホンダ・99T」と「ウィリアムズ・ホンダ・FW11B」伝説のホンダエンジン(RA167E)による1987年のイギリスGPでのホンダ1-2-3-4フィニッシュは強く脳裏に焼きつき、思い入れが強い1台です。

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(左: 同一画面に収まるホンダの4台 / 右: 最終リザルト)


ロータス・ホンダ99T」と言えば、「アクティブサスペンション」というハイテク装置を装備した珍車(!?) この本で知りたかったのは、当時の「アクティブサスペンション」の開発や評価を知りたかったので。

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(現在、ホンダコレクションホールで動態保存されているロータス99Tは、上記のアクティブサスは取り外されている)


アクティブサスペンション」は、リアルタイムでサーキットの路面変化・マシン荷重による車の挙動をコンピューターと連動した油圧サスペンションが常に車の姿勢(車高)を一定に保ち続けるシステムでした。メリットとしては、車高が常に一定しているので空力特性を最大限利用できる、またドライバーへの負担も軽減できました。

F1の「アクティブサスペンション」(リアクティブサスペンション)搭載車で大成功した言えば、1992年のナイジェル・マンセルがドライブした「ウィリアムズ・ルノー・FW14B」や1993年のアラン・プロストがドライブした「ウィリアムズ・ルノー・FW15C」でした。


(タミヤ 1/12 ビッグスケールシリーズ No.29 ウイリアムズ FW14B ルノー)


残念なのはこの「ロータス・ホンダ・99T」の「アクティブサスペンション」は、時代を先取り過ぎました。1987年当時は姿勢制御の演算を行うコンピュータ(スーパーファミコンより少し上の性能)がF1の走行速度が速いために演算が間に合わない、また機構的にも開発が熟成されておらず、油圧抜けなどの不具合が多いなど不完全なものでした。現に「ロータス・ホンダ・99T」はセナの力量を持ってまでしても、低速の市街地サーキットのモナコGPとアメリカGPしか勝てなかったという結果が出ています。

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(モナコGP 左: セナ車載カメラ / 右: チェッカーを受け今期初優勝のセナ)


仮に「ロータス・ホンダ・99T」が、当時主流の「パッシブサスペンション」(普通のバネ式のサスペンション)だったら、当時セナは何勝出来ていたのかたと妄想してしまいます(苦笑)  

同じホンダエンジン(RA167E)搭載の「ウィリアムズ・ホンダFW11B」は16戦中ポールポジション12回・優勝9回だっのに対し、セナはポールポジション1回・優勝2回でした。


("レッド5" ミニチャンプス 1/18 ウィリアムズ ホンダ FW11B N.マンセル 1987年)


しかも「ロータス・ホンダ・99T」は、歴代の95T・97T・98Tの進化版であり「アクティブサスペンション」を考慮された設計(旧型のマシンにハイテク機能を付けアンバランス)になかった、当時F1にタイヤを供給していたグッドイヤーも「アクティブサスペンション」用のタイヤの開発に消極的だったため、ある程度周回を重ねてタイヤを温めないと使い物にならないなどもありました。

意外だったのは、天才肌のセナがこの「アクティブサスペンション」のシステムに対してかなり評価をしていたとは意外でした。しかし、99Tは歴代のマシンの進化版で空力特性はよくなっていたはずと思っていたのですが、「車の空力が悪かった」と評価していたのは意外でした。

本誌で興味深いインタビューは、当時のホンダエンジンの総監督・桜井淑敏氏の話は目から鱗でした。桜井氏がいなければ、日本でF1が大衆化しあの空前のF1ブームは起こらなかったのではないかと思わせる内容でした。

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(左: 中嶋選手を労う桜井氏 (右側) / 右: レース中の桜井氏 (右側))


あの1987年のホンダエンジンの供給体制は「ロータス・ウィリアムズ」ではなく、「マクラーレン・ウィリアムズ」で、しかもマクラーレンのドライバーはアイルトン・セナとアラン・プロストだったという話。どうしてホンダF1第1期でエンジン供給をコーリン・チャップマンにドタキャンされてロータスには不信感があったはずなのに、なぜマクラーレンではなく、ロータスにエンジン供給をしたのか本誌で詳しく語られております。

最後に「ロータス・ホンダ・99T」はF1カーとしてはイマイチな車だったと思いますが、日本にF1文化を大衆化させたエポックメイキング的な1台であったというのは間違いありません。



ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました!!

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[F1本・感想] 新刊購入「F1を変えた30のテクノロジー 1987-2016」など3冊の感想 [モータースポーツ (F1・WEC)]

先日、三栄書房から発売された「F1を変えた30のテクノロジー 1987-2016」、最近購入した同じく三栄書房から発売されたから発売された「GP CAR STORY Vol.14 Tyrrell 022」、「レーシングオン 特集 F1最熱狂期 」の感想です。

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やっぱりこの時代の「F1」ってとても魅力的な車も多く、レース展開も面白かったですね。


■「F1を変えた30のテクノロジー 1987-2016 (2016.04.28 発売)

F1を変えたテクノロジー
価格:1199円(税込、送料無料)




最近のF1はレース結果を 雑誌「オートスポーツ」(三栄書房)のメルマガやTwitterで知る程度で、レギュレーションやテクノロジーの変化についていけず、最近の現状を知る上で本書を購入しました。

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1987年代からの30年間の革新的だったF1テクノロジーを図解などわかりやすく体系的に説明してあり、私のように80年代・90年代が好きな往年のF1ファンにもおススメです。

[目次]
F1はどう進化し、そしてどこへ行くのか?/ グランプリ史を変えた、傑作マシンたち / 歴史に残る傑作テクノロジー TOP10 / 特集 THE 30 YEARS OF F1 TECHNOLOGY 1987-2016 F1技術30年史 / 1987-1988[1.5リットル ターボエンジンの時代] / 1989-1994 [3.5リットルNAエンジンの時代] / 進化し続けるF1の安全性 / O・ZレーシングがF1に挑み続ける理由 / 1995-2005[3.0リットルNAエンジンの時代] / 1/43で蘇る「伝説のファンカー」ブラバムBT46B / たどり着いた“究極”の構造 / 2006-2013[2.4リットルV8エンジンの時代] / 2014-2016[1.6リットルV6ターボ+ERSの時代] / 津川哲夫×大串信がぶっちゃけトーク F1には、テクノロジーにもアーティストが必要だ!


■「GP CAR STORY Vol.14 Tyrrell 022 (2015.12.08 発売)

GP Car Story(vol.14)
価格:1080円(税込、送料無料)




F1の名車を紹介する「GP CAR STORY」シリーズの通巻14号は、片山右京氏がドライブした「ティレル022・ヤマハ」。

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1994年、この「ティレル022」でドライブした片山右京は本当に早かったです。予選で当時日本人最高位の5位、入賞3回、ドイツGPでは予選5位からのジャンプアップで一時単独3位を走行しました。また、チームメイトのマーク・ブランデルがスペインGPで3位表彰台・入賞2回と好成績でした。



1994年と言えばサンマリノGPでセナ・ラッツェンバーガーの悲劇がありましたが、この時のレースでも5位入賞を果しています。もしこのシーズンが悲劇に見舞われずシーズン中のレギュレーション変更がなかったら、「ティレル022」はもっと活躍できていたんだろうなと本誌を読んで改めて思いました。 

[目次] (一部抜粋)
世界に知らしめたその速さ カミカゼ右京、ここにあり / 右京、100%限界への挑戦 / 片山右京スペシャルインタビュー/“ヒリヒリ”して触れないシーズン。 / 甦るティレル022の記憶ー右京がシミュレーターで鈴鹿をアタック! / 巧妙にまとめあげられた諸刃の剣ー022 Manual / 「創造が不可能を可能にした」/マイク・ガスコイン インタビュー / レースごとの仕様とモディファイ / 崖っぷちのデザインワーク/ジャン−クロード・ミジョー インタビュー / 022 Detail File/マシンの細部を探る / たどり着いた“軽さ”という解答。/木村隆昭インタビュー / ライバルが語る022/ゲイリー・アンダーソン / 記録より記憶ー真の片山右京像を作った激動の一年間 / “カミカゼ”に魅了されてー日欧ジャーナリストが見届けた右京の成長 / Mark Blundell / コンマ5秒のハンディキャップ/マーク・ブランデル インタビュー / 結果を残した信頼の走り/1994年第5戦スペインGP / Re:Birth 01 ハーベイ・ポスルズウエイト/「1994年は始まりの時だ」 / Re:Birth 02 ケン・ティレル/「好循環に手応えを感じている」 / 数字で見る022の実力/②ティレル流F1処世術 / 1994年の風景/技術の成果が実る前に打ち切られた2輪メーカーによる異端のF1エンジン供給(ヤマハのF1参戦を振り返る/022全戦リザルト)/GP Model Story “白”の焦点


■「レーシングオン 特集 F1最熱狂期 (2015.10.01 発売)

レーシングオン(479)
価格:1549円(税込、送料無料)




ちょうどF1も日本経済もバブル期でした。参加チーム・台数も多く予選の予選、「予備予選」があった時代でした。本書は当時テレビにあまり映らなかった泡沫チームについても解説されており、目からうろこでした。

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[目次] (特集部のみ抜粋)
[特集]F1最熱狂期 The “Bubble” F1 ERA / 世界が、日本が躍っていた狂騒の時代 / インタビュー 鈴木亜久里 / 1:LARROUSSE 超・親日派の軌跡 / Machine Gallery Venturi Larrousse LC92 / ヤマハのF1挑戦史を振り返る / なるほど! ザ・F1フィーバー あの時、F1はステータスだった──バブル期F1にまつわるデータ / 朝8時に始まるもうひとつの“グランプリ” 決戦は金曜日 / 個性に賭けた泡沫車たち / 1989-1992 予選出場マシン総覧 / 2:MINARDI 粋人たちの矜持 / インタビュー イワン・カペリ / 中谷ブラバムシート喪失騒動の裏側 届かなかった許可証 / 3:LIGIER バブルと無縁の「青き愛国心」 / “まぼろし”のF1アジアグランプリ / [スペシャル対談]中嶋悟×川井一仁 / 苦境のチーム・ロータスを救った日本企業の決断 / なるほど! ザ・F1フィーバー 億の売り上げがあったところも…… ──F1グッズショップ武勇伝

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余談ですが本書には残念ながら掲載されていないのてすが、「オートスポーツ」の動画サイトで幻の「いすゞ」のF1用・V型12気筒ガソリンエンジン「P799WEが「ロータス102C」に搭載して試験走行された動画がアップされています。




当時、このエンジンの事は知りませんでした。同時期のホンダ以外の日本メーカーのF1エンジンと言えば、「スバル」の3.5リットル水平対向12エンジン「スバル1235」(コローニ)、「ヤマハ」の3.5リットルV12エンジン「OX99」(ブラバム)とありました。

いすゞ」と言えばトラックのディーゼルエンジンですが、このガソリンエンジンを作った理由が「いすゞの技術力を確認するためだけ」だそうで、ベンチテストが好成績だったので実車に載せてみようという、今では考えられないバブリーなお話。ですが、動画を見る限りいい感じでエンジンが吹き上がっています!!

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本誌「ロータスを救え!!」にもある通り、当時のロータスは終焉の時期を迎えており、日本スポンサーが多数サポートされておりました。もし、このまま搭載されたら? また他の日本系チーム「レイトンハウス」、「フットワーク・アロウズ」、「エスポ・ラルース」などがこのいすゞのV12を採用していたら、ひょっとしたらかもしれませんね。。。

ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました!!

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[WEC] 2015年「ル・マン24時間耐久レース」を振り返る。 [モータースポーツ (F1・WEC)]

今年2015年の「ル・マン24時間耐久レース」の総集編DVD・BDの予約をしました! (ユーロ・ピクチャーズ 2015年10月28日発売) 

「ル・マン24時間耐久レース」とは、全8戦で世界を転戦するFIA世界耐久選手権(WEC)第3戦で、モータースポーツの「世界3大レース」と呼ばれ歴史あるレースです。

ル・マン24時間レース2015 DVD版

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¥3,888から
(2015/8/28 19:27時点)


ル・マン24時間レース2015 DVD版


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(2015/8/28 19:32時点)


ル・マン24時間レース2015 BD版 [Blu-ray]



(ユーロ・ピクチャーズ公式: DVD&ブルーレイ「ル・マン24時間レース 2015」予告編)


2015年大会の見所は、ニッサン(日産)のトップカテゴリーであるLMP1-Hクラス復帰により、メーカーワークスは、トヨタ(トヨタTS040ハイブリッド)、アウディ(アウディR18 e-トロン・クワトロ)、ポルシェ(ポルシェ919ハイブリッド)の3強の争いにどうニッサン(ニッサンGT-R LMニスモ)が食い込めるのかが注目されました。



またネット環境があれば、予選から中継が観られ、私も見ながらTwitterでつぶやいていました。いくつか当時のツイートを拾ってみたいと思います。





ニッサンが本格復帰するという事で、21号車がかつての名車(24号車・YHP ニッサン R90CK)のカラーリングを纏い、話題にもなりました。





また、去年総合優勝を逃したトヨタのリベンジなど見所満載の大会でした。



去年日本人初のポール・ポジションを獲得した、トヨタ1号車の中嶋一貴選手が第2戦のスパ・フランコルシャンで大怪我をしてしまい、出場が危ぶまれていましたが本大会で復帰できました。また、小林可夢偉がリザーブドライバーになりました。



去年は、アウディでしたが今年はポルシェが圧倒的な速さでした。





決勝は、ニッサンがまさかの降格で最後尾スタート、ポルシェが1-2-3グッドを独占しました。(※ツイートにはトヨタが4番グリットと誤って書いていますが、ポルシェ3台・アウディ3台に続いての7番・8番グリットでした)



ポルシェとアウディが予選並みの速さで熾烈な争いでした。



今年は、アウディ・ポルシェ・ニッサンが車載カメラの映像をライブ配信しており、現場の雰囲気が伝わり興奮しました!



Twitterではポルシェの車載カメラのキャプチャーを呟きましたが、以下がニッサンとアウディの車載カナラのキャプチャーとなります。

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今年は大きな波乱がなく、ポルシェの1-2となりました。ニッサンはトラブル続きでレース中の半分以上はピット作業になり惨敗でした。



DVDが届いたら、もう一度今年のレースを振り返ってみたいと思っています。



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マクラーレン・ホンダ(MP4-29H) 初テスト走行、今までのホンダF1活動を振り返ります。【動画あり】 [モータースポーツ (F1・WEC)]

先日のF1日本グランプリで、公開されたホンダの2015年の新エンジン。

honda20141001.jpg

(詳細は、こちら。)


開発が遅れているという話が出ていましたが、2014年ベースのシャーシにこのエンジンを搭載した、マクラーレン・ホンダ「MP4-29H」のテスト走行が行われました。

20141125-mclaren-honda.jpg



[11月14日(金)・イギリス・シルバーストーンサーキット]


いよいよ、来年からホンダのF1・第四期が始まりますが、これまでの活動を簡単に振り返ってみました。

第一期、シャーシの開発を依頼していた名門ロータスのコーリン・チャップマンに一方的に契約を破棄され、シャーシから全て自前で開発し、初優勝した「RA272」。


ホンダRA272 メキシコGP 1965 No.11 (1/43 エブロ)


黄金の第二期、ナイジェル・マンセル、ネルソン・ピケ、アイルトン・セナ、日本人初のフルタイムF1ドライバーになった中嶋悟で達成した、ホンダ1・2・3・4フィニッシュ。


左: ウィリアムズ・ホンダ FW11B N.ピケ ワールドチャンピオン (1/43 ミニチャンプス)

右: ロータスホンダ 99T セナ没後15周年モデル (1/43 ミニチャンプス)


そして、アランプロスト、アイルトンセナという二人の天才を擁して、シーズン前人未踏の16戦15戦をあげた、伝説のマクラーレン・ホンダ「MP4/4」。


マクラーレン MP4/4 イタリアGP 1988 No.12 A.セナ(1/43 アイドロン)


困惑の第三期、エンジン性能だけは勝てずと、BARの株を大幅に買い、シャーシ開発を進めたBARホンダ。佐藤琢磨が日本人初のフロントロウ獲得(BAR 006)、初のオール日本チーム「スーパーアグリ」の誕生などうれしいニュースがありましたが、結果は低迷気味でした・・・。


左: BAR ホンダ 006 #10 佐藤 琢磨 タバコ仕様 (1/43 ミニチャンプス)

右: スーパーアグリ ホンダ SA08 富士スピードウェイ 佐藤琢磨 (1/43 ミニチャンプス)


しかも、F1を撤退しBARホンダを引継いだブラウンGPが、ホンダ開発したシャーシにメルセデスエンジンを搭載して、破竹の7戦6勝をあげる大快挙。結果からするとホンダのシャーシはよかったということになりました。

そして2015年、真価が問われる第4期。果たしてどんな一年が待っているのでしょうか??
ぜひ、今までの第一期から、第三期のホンダのF1の歩みを再確認してから、第四期を楽しむと面白いと思います。これらをまとめた「グランプリカー名車列伝 vol.8」が今の愛読書です。

HONDA_8.jpg

「グランプリカー名車列伝 vol.8」( 三栄書房)


旧マクラーレンホンダは、アイルトン・セナという天才ドライバーを要してエンジンパワーが絶対でした。ただ、セナはマシンの開発が上手いドライバーとは言い難く、今のF1では勝てないと思います。どのドライバーが新生マクラーレンのシートに座るのか、またホンダがマクラーレンと、どの位関わっていくのかというのが楽しみです。

最後に、本田宗一郎がシャーシの開発を破棄したロータスのコーリン・チャップマンに向けて打った、電報をご紹介します。

「電報は読んだ。ホンダはホンダ自身の道をゆく」


本田宗一郎氏らしい電報ですね。実は、初優勝車「RA272」は当時、過去の栄光を振り返らない本田宗一郎の命令で、スクラップ廃棄さりれています。現在、ホンダミュージアムに展示されているは、当時のホンダのエンジニアが隠していた同型車です。

一からのスタートになると思いますが、ホンダの挑戦するスピリットでがんばって欲しいと思います!!

※ここで紹介している動画は、すべて本田技研工業株式会社及び、マクラーレン社がプロモーション用に作成し、YouTubeで公開している公式動画です。

ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました!!

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[惜別・生産終了] 三菱 「ランサーエボリューション X 」 、ランエボ総選挙結果とWRCの思い出 【動画あり】 [モータースポーツ (F1・WEC)]

三菱自動車の「ランサーエボリューション」(通称・ランエボ)、「ランエボ」と言えば、あまり車を詳しくない方にも、映画「TAXi」、「ワイルドスピード」シリーズに登場しているので、ご存知の方も多いかと思います。



最後のマイナーチェンジを行い、本年度(2015/3/31)で生産を終了する、「ランエボX」の6速ツインクラッチSST搭載モデル車。(なお、手動の5速MTは継続生産)


(ランサーエボリューションX・2009年モデル)


ランエボXの「6速ツインクラッチSST」とは、奇数段用(1-3-5)と偶数段用(2-4-6)の2つの3速ミッションを自動的に切り替えることで、燃費・走行性能が大幅に向上し、日産の「GT-R」にも採用されている変速機構で、AT限定の方も乗れます。ただ、日本車にはあまり広まっていませんでしたね。


トミカ067・三菱ランサーエボリューションX (ミニカー・タカラトミー)


先日、三菱自動車のホームページで、ランエボ総選挙が開催され投票結果が発表されました!! なお、画像はプラモデル(フジミ・アオシマ・ハセガワ・タミヤ)、ミニカー(HPI)などです。(詳細は、こちら。)

1位・ランサーエボリューション X
2位・ランサーエボリューション III



3位・ランサーエボリューション IX
4位・ランサーエボリューション V



5位・ランサーエボリューション IV
6位・ランサーエボリューション VI



7位・ランサーエボリューション VII
8位・ランサーエボリューション I



9位・ランサーエボリューション VIII
10位・ランサーエボリューション II



私の一票は、WRC(世界ラリー選手権)グループAで最後の市販車ベースとなった「エボVI」でした。


1999年 ラリー・モンテカルロ 優勝 #1 トミ・マキネン (ミニカー・1/43・イクソ製)


私にとってのランエボと言えば、当時のWRC(世界ラリー選手権)の4連覇、アジパシ(アジアパシフィックラリー選手権)などで活躍し、一時代を築いたラリーカーの名車中の名車です。


[DVD] 世界ラリー選手権 総集編 1996 / 1997 / 1998 / 1998 (ユーロピクチャーズ)

(詳細は、こちら。)



[DVD] 栄光のアジパシ TheAPRC GoldenYears (ユーロピクチャーズ)

(詳細は、こちら。)


私の愛車は同じWRCで戦ったトヨタ・セリカですが、購入時は同様にスバル・インプレッサかこの三菱・ランエボかと迷いました。。。


「トヨタ・セリカ GT-FOUR ST205」 「インプレッサ WRC ’99 (インプレッサ WRXクーペ)」 


人気車種だったランエボ・シリーズも最近は販売台数が落ち込み(ピーク時の15分の1程度)となりました。ランエボ10の2014/9末時点でたった480台・・・。また、三菱はSUVなどシフトしているため残念ながら実質上のランエボの終焉となりました・・・。


「ランサーエボリューション1~10」 (グランプリ出版)


三菱の公式動画で、WRCの参戦の歴史動画がありました。三菱もホンダのF1参戦同様に自動車競技に参加する車の開発データ・技術を市販車にフィードバックするためにWRCに参戦し、年間総合優勝などの偉業を成し遂げています。


ランサーエボリューション ヒストリー



ランエボの使い手、元祖・フライング・フィンのトミ・マキネンとか懐かしいドライバーも出ています。

トミ・マキネン/WRC グレイテスト・ドライバー トミ・マネキン

価格:2,721円
(2014/10/8 16:29時点)



また、いつか「ランサーエボリューション」の名でWRC復帰を期待しています!!

※ここで紹介している動画は、すべて三菱自動車(株)がプロモーション用に作成し、YouTubeで公開している公式動画です。

ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました!!

ぜひ、ホームページ「外房雑記録」(http://sotobou.web.fc2.com/)にも、遊びにきてくださいね♪ 内容は、Nゲージ入門(鉄道模型)ガイド、JR外房線ガイド(車両・歴史・廃線など)、クラブミュージック/クラブジャズ/洋楽の名盤CDガイドです。

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[DVD予約] 今週10日(金)発売となる、「ル・マン24時間レース 2014」 [モータースポーツ (F1・WEC)]

7/5のブログ゜「1分48秒」で分かる、2014年の「ルマン24時間耐久レース」のまとめ」、6/9のブログ「[WEC] 2014年「ル・マン24時間耐久レース」最終リザルト」に書いた今年のルマンのオフィシャルDVD/BDが発売されます!

当時は、オフィシャルのライブ配信を見ていて英語ではわかりづらい事も多かったので、完全日本語版は本当にありがたいです(苦笑)

2014_LeMansem2014_DVD.jpg



「ル・マン24時間レース 2014」DVD&ブルーレイ プロモーション映像



今回は、「楽天市場」より「Amazon」の方が200円ほど安いので、こちらでDVD版を予約しました。

★DVD版

ル・マン24時間レース 2014 DVD版

新品価格
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(2014/10/5 19:53時点)


「ル・マン24時間レース 2014 DVD版」


製品の詳細は、こちら。(ユーロピクチャーズ)

★ブルーレイ版

ル・マン24時間レース 2014 ブルーレイ版 [Blu-ray]

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「ル・マン24時間レース 2014 ブルーレイ版 [Blu-ray]」


製品の詳細は、こちら。(ユーロピクチャーズ)

[ブルーレイのみの収録特典映像]

特典1:各メーカーの事前PR映像集
 アウディ:プロモーション映像の撮影風景を特別公開
 トヨタ:アラゴンで行われたTS040テスト映像
 ポルシェ:ポールリカールでのポルシェ919テスト映像
 日産:2013年WEC富士、NISSAN ZEODのデモ走行映像

特典2:ル・マン24時間レース 2014 予選ラップ
 中嶋一貴のファステストラップも収録

そろそろブルーレイを見られる環境を作らないと(苦笑)

また、合わせて愛読している「オートスポーツ」の別冊も購入しました。久しぶりにF1以外の総集編が出るなんて、本当にうれしいです。

ル・マン24時間 2014 細部に光るフィロソフィー (SAN-EI MOOK)

新品価格
¥1,080から
(2014/10/5 21:34時点)


「ル・マン24時間 2014 細部に光るフィロソフィー」 (三栄書房)


ルマンといえば、最近買ったこのユーロピクチャーズのDVDも面白かったです。こちらは、「楽天市場」の「Joshin web CD/DVD楽天市場店」が安かったので、こちらで。

【送料無料】ルマン・ノスタルジア 1966/This Time Tomorrow 1969/La Ronde Infernale/モーター・スポーツ[DVD]【返品種別A】

価格:3,283円
(2014/10/5 20:41時点)


「ルマン・ノスタルジア 1966/This Time Tomorrow 1969/La Ronde Infernale」


製品の詳細は、こちら。(ユーロピクチャーズ)

映像資料としても価値が高いです。特に怪鳥と呼ばれた「ポルシェ917」は今見てもカッコいいですね!


「ポルシェ917 LH ルマン1971 No.18」 (1/24・ミニカー・SPARK MODEL製)


※ここで紹介している動画は、ユーロピクチャーズ(有)がプロモーション用に作成し、YouTubeで公開している公式動画です。

ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました!!

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[F1動画・プラモデル] 走行確認テストより、「マクラーレンホンダMP4/4」の思い出 [モータースポーツ (F1・WEC)]

先日のブログで紹介した栃木県にあるツインリンクもてぎに隣接している「ホンダ コレクションホール」での所蔵車の「走行確認テスト」について書きましたが、今日はその中でホンダF1第2期の黄金時代を象徴いる名車「マクラーレンホンダMP4/4」が走行確認テストに登場したので、今回はこの車の思い出を書いてみました。

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(9月17日の走行確認テストでの現在の姿)


(当日のテストの模様)



1988年シーズンに投入されたこの車は、当時ホンダのターボが強すぎた為、FIAがターボ車に対してブースト圧、搭載燃料の制限を厳しくしてホンダを不利にもっていこうとしていました。(NA車は、無制限でした)



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1.5リッターターV6ターボ、1400馬力を生み出した「RA168Eエンジン」


しかし、初戦のブラジルGPから第11戦ベルギーGPまで怒濤の11連勝を達成、終わってみたら16戦中15戦優勝という記録を生み出した伝説の名車です。


GP Car Story vol.01 マクラーレンMP4/4・ホンダ (三栄書房)

[目次は、こちら。]


今期のF1のデザインは酷過ぎますが、この頃はまだハイノーズ登場前だったのでオーソドックスな形をしていますが、デザイン的に一番カッコよかった時代でした・・・。


1988年 イギリスGP 優勝車 #12 アイルトン・セナ (1/43 ミニカー・アイドロン製)


現在は、フェラーリから始まったセミ・オートマですが、当時はマニュアル全盛でステアリングホイールも随分と質素でしたね。赤ボタンはオーバーテイク用ブースト、青ボタンはラジオでした。

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また、カウルを外すとカーボンモノコックが現れていて、とても印象に残っています。

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先日のフォーミュラEでアイルトン・セナの甥とアラン・プロストの息子が参戦して話題になっていましたが、セナ・プロ対決が本当に熱かったですね。まだこの頃は両者にあまり確執はあまりなかったように思います。

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ロールバーに残る、ブラジル国旗とセナの名


既にこのブログでお知らせしましたが、10/5(日)のF1日本GP決勝の日に、佐藤琢磨選手がこのMP4/4をデモランするので楽しみですね。

プラモデルの方ですが、タミヤ(田宮模型)で以前は「1/20 グランプリコレクション」として「No.22 1/20 マクラーレン ホンダ MP4/4 」が発売されていましたが、現在は限定・リニューアル版して「1/20 マクラーレン Honda MP4/4」としてスポット発売していますので、売れ切れる前に入手することをオススメします!


「1/20 マクラーレン Honda MP4/4」(タミヤ)

[商品の詳細は、こちら。]


最近のF1のプラモデルは、「タバコデカール」が付属していないので別途購入しておくことをオススメします。


1/20 マクラーレン MP4/4 オプションデカール (タブデザイン製)


また、タイヤのグッドイヤーのデカールはないので、「フルスポンサーデカール」がオススメです。


1/20 マクラーレン MP4/4 フルスポンサーデカール (タブデザイン製)


プラモデルは素組みでもいいのですが、デカールを貼ったら保護でトップコートかクリアを吹いておくと剥がれたり劣化しないです。


「Mr.トップコート光沢」 (水性)(GSIクレオス製)


いろいろとMP4/4の思い出を書きましたが、80年代、90年代のF1は本当に面白かったですね、ホンダが本当に強かった。来年(2015年)からホンダF1第4期として復帰しますが、どうなるんでしょうか?

昔のようにエンジンだけでは勝てないし、第3期でBARでのノウハウをうまく生かせるのか、個人的には今のF1はレギュレーションがわかりづらいし、どうなんでしょうか・・・。

ホンダの第1期「RA271」から第三期「RA108」までの全33台を解説して本が面白かったので、オススメです。
第4期が始まる前にまた読み直そうと思っています。


グランプリカー名車列伝 vol.8 (三栄書房)

[目次・掲載車は、こちら。]


今のF1は、持参金ドライバー(ペイドライバー)の話題ばかりで、今は電気自動車のフォーミュラEの方が面白いですね。。。

ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました!!
(※使用した動画・画像の著作権は、全て撮影者様に帰属します)

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90年代F1黄金期、再び!(ホンダ コレクションホール、N・マンセル、Aプロスト) [モータースポーツ (F1・WEC)]

■9/17(水)に栃木県にある「ホンダ コレクションホール」で、走行確認テストを一般公開します。(詳細は、こちら。)

ホンダは、ツインリンクもてぎ南コースにて9月17日に、「ホンダ コレクションホール」所蔵車両の走行確認テストを実施します。

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(2012年7月の走行確認テストより)


「ホンダ コレクションホール」は、1998年のオープン以来、ホンダの「技術の歴史」と「ものづくりへの情熱」、「チャレンジングスピリット」を感じることができるニ輪、四輪、汎用製品、レーシングマシン、国内外のライバル車など約300台を展示しています。

クラブマン増刊 HONDA COLLECTION(ホンダコレクション) 1 創造と挑戦



これまで、多くの歴史的レーシングマシンを動態保存する一環として、定期的に走行確認テストを行っていて、今回、その模様を一般公開します。

[走行車両一覧]

 ・ニ輪: RC142(1959年)、CB750RACER(1970年)、NS500(1984年)、
      RVF750(1991年)、NSR500(1997年)、NSR250(2001年)など。


「2001 Honda NSR250 “チーム テレフォニカ モビスター ホンダ”」

(2001 WGP250 チャンピオン 加藤 大治郎)[プラモデル・1/12・ハセガワ]


 ・四輪: ウィリアムズホンダFW11(1986年)、マクラーレンホンダMP4/4(1988年)、
      マクラーレンホンダMP4/5(1989年)など。


「マクラーレン ホンダ MP4/5 ベルギーGP」(グランプリシリーズ No.22 )

[プラモデル・1/20・フジミ模型]


学生時代に、「NSR50」に乗っていました。やっぱりレーサータイプ(レプリカ)ってカッコいいですよね。そして、4輪はホンダの第2期F1黄金期を支えたウィリアムズ、そして「音速の貴公子」ことアイルトン・セナがドライブしたマクラーレン! なぜ、このマシンが選定されたのかは、以下で記載します。

なお、走行確認テストは、ツインリンクもてぎ入場(大人1000円・中学生以下無料)、駐車料(四輪1000円・二輪500円)で見学できます!

■F1・日本GPにて、佐藤琢磨、ナイジェル・マンセル、ホンダ黄金時代のマシンをデモラン!

6/18のブログにてお知らせしましたが、ナイジェル・マンセルがF1日本グランプリ開催時に、かつてのドライブした「ウィリアムズホンダFW11」(1986年)にて、鈴鹿サーキットをデモランします! 上記のホンダの走行確認テストはこのためなんです。

fw11_champs.jpg

「ウィリアムズホンダFW11」(N.マンセル)

[ミニカー・1/43・ミニチャンプス]


嬉しい事にセナがドライブした、「マクラーレンホンダMP4/4」(1988年)は、ホンダF1第3期を支え、鈴木亜久里氏と日本人最高順位である3位入賞の実績がある佐藤琢磨選手!!


「マクラーレンホンダMP4/4」(A・セナ/イタリアGP)

[ミニカー・1/43・アイドロン]


今のF1マシンに比べるとずんぐりしている感はありますが、この頃のマシンってやっぱりカッコいいですよね!!

佐藤琢磨選手は、9/13(土) から始まる新カテゴリーの「フォーミュラE」に鈴木亜久里氏率いる「アムリン・アグリ・フォーミュラE」のテスト走行に参加し、ドライバーとしてもエントリーされるのではと噂されています。(テレビ朝日系列のCSで中継もあります。詳しくは、こちら。)

■「モスクワモーターショー14」にて、A・プロスト氏登場!

8/27より開幕した「モスクワモーターショー14」にて、ルノーの「R.S.01」発表時にサプライズで登場した、アラン・プロスト氏。A・セナと言えばA・プロストですよね。当時は、セナプロ対決と呼ばれセナが親日家ということもあり、何かプロストは悪役・ヒール的な扱いだったような?? ですが、「プロフェッサー」と呼ばれた、計算し尽くされたドライビングは唯一無二の存在でした。

Moscow_prosto.jpg


選手引退後は、オーナーとして1997年にリジェを買収して「プロストグランプリ」でF1に参戦。エースドライバーはオリビエ・パニス。(セカンドは、中野信治) 

デビューからの5戦で2回の表彰台と2回の入賞とすごかったのですが、その後パリスが怪我でチームを離脱、エンジンも無限ホンダからプジョーとなり低迷し、最後は資金難で2001年にチームが消滅しました

引退後もモータースポーツにはかなり貢献しているので、また日本にも来て欲しいですね。

ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました!!
(※使用した画像の著作権は、全て撮影者様に帰属します)

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「1分48秒」で分かる、2014年の「ルマン24時間耐久レース」のまとめ [モータースポーツ (F1・WEC)]

先日のブログ(6/16)もお知らせしましたが、大荒れのレースでしたが、今年も常勝アウディチームが1-2フィニッシュを決め5連覇を達成しましたね!

2014-audi-lemans.jpg


その日(6/15)は、サッカー・ブラジルW杯「日本対コートジボワール」戦もあったので、インターネットのライブ配信を見逃してしまった方は、今年のルマンを総括するドラマチックな動画(1分48秒)を、アウディがYouTubeで公開しているのでぜひご覧ください。


(YouTube: http://youtu.be/Av9FSeTLXXw)


趣味で集めている「1/43のミニカー」の予約が、毎回注文している楽天市場「ミニカーとF1の店FORZA」さんで始まったので、予約がてらに簡単に2014年ルマンを簡単に総括したいと思います。

[はじめてのモータースポーツ: 解説・ルマンとは]

モータースポーツの世界では、世界耐久選手権シリーズ(WEC)が展開されており、
ルマンはその今季第3戦でもあり、格としては最高峰のレースです。

ルマンの歴史は古く初開催は1923年で、F1のモナコグランプリと双璧をなす伝統の一戦です。
また、「インディ500」を入れて「世界三大レース」と称されています。

[DVD] ザ・ヒストリー・オブ・ル・マン

[DVD] ザ・ヒストリー・オブ・ル・マン
価格:3,099円(税込、送料別)


(ルマンの歴史を振り返る、オススメDVD)


ルマンは、パリの南西約200キロ、フランス中部の小都市の地名です。この街で一周13キロ余りの普段は一般道を活用したコース(サルト・サーキット )を24時間、延々と周回し続けるレースです。


[2014年・ルマン公式PV] (YouTube: http://youtu.be/YENb79CL63Y)


出場する車には様々なランクがあり、最上位カテゴリーではこれまでポルシェ、アウディ、フェラーリ、ジャガー、ベントレーといった欧州勢が優勝を重ねており、日本勢ではわずかにマツダ(787B)が1991年に総合優勝したのみです。


1991年優勝車・55号車「レナウン チャージ・マツダ」(マツダ 787B) [1/43 イクソ]



レストアされた787Bのデモ走行 (YouTube: http://youtu.be/P18OmCEVeTA)

(マツダ公式: 「ルマン優勝20周年記念スペシャルサイト」より)



「ル・マンに挑んだ日本車」
(オススメDVD)

単品発売された、90、92、93年のル・マン24時間レースの模様を収めた総集編のセットになります。

当時の日産、トヨタの日本車が、海外勢と激しい戦いを繰り広げたレースが懐かしいです。20年以上が経過した今なお人気を誇る「日本のCカー」の魅力を再認識できるDVDでした。

 ・1990年 「日産、ジャガー頂上決戦」
 ・1992年 「トヨタ、プジョー最強のV10対決」
 ・1993年 「グループC・グランフィナーレ」


  
[ WEC、ルマンの楽しみ方]

F1同様、世界を転戦して戦う、世界耐久選手権シリーズ(WEC)。
(日本は、第5戦の決勝は10/12(日)に静岡県の「富士スピードウェイ」で開催されます)

2014_wec_fuji.jpg

2014年・「FIA 世界耐久選手権 第5戦 富士6時間耐久レース」


このレースの面白いところは、「F1」と違い速いだけでは優勝できません。また常にメーカーに対して最新技術の枠を設けています。2014年のテーマは、「燃料消費量をこれまでの30%削減」が掲げられました。

現在ルマンには、4つの枠(クラス)があり、中でもトップクラスになるのは、2012年に設定されたハイブリッド車(HV)クラスの「LMP1」となります。

【ル・マン・プロトタイプ】

LMP1: レース専用に設計されたHVプロトタイプレーシングカー。
(「LMP1-H」:自動車メーカー枠・「LMP1-L」: 有力プライベーター枠)


2014年・総合4位(LMP1-L)・12号車「レベリオン・レーシング」

(レベリオンR-One・トヨタ)(スパーク 1/43)



2014年・総合36位・14号車「ポルシェ・チーム」(ポルシェ919ハイブリッド)

(スパーク 1/43)


また、この「LMP1-H」クラス(トヨタ、アウディ、ポルシェ)は、市販車にも付いているERS(エネルギー回生システム)とエンジン(パワーユニット)の組み合わせなど、見所のひとつです。

LMP2: 車両価格やエンジンの上限額が設定されなど制限があり、一般プライベーター枠。


2014年・クラス優勝・38号車「JOTAスポーツ」(ザイテックZ11SN・ニッサン)

(スパーク 1/43)



2014年・クラス2位・46号車「ティリエ・バイ・TDSレーシング」(リジェJS P2・ニッサン)

(スパーク 1/43)



2014年・クラス3位・36号車「シグナテック・アルピーヌ」(アルピーヌA450b・ニッサン)

(スパーク 1/43)


以前、F1に参戦していた「リジェ」。


2014年・クラス7位・33号車「OAKレーシング-チーム・アジア」(リジェJS P2・HPD)

(スパーク 1/43)



2014年・クラス8位・34号車「レース・パフォーマンス」(オレカ03R・ジャッド)

(スパーク 1/43)



2014年・クラス9位・29号車「ペガサス・レーシング」( モーガン・ニッサン)

(スパーク 1/43)


【ル・マンGTエンデュランス】

LM-GTE Pro: プロドライバー向けの市販スポーツカーベースの競技車両クラス。


2014年クラス2位・73号車「コルベット・レーシング」(シボレー・コルベットC7)

(スパーク 1/43)



2014年クラス3位・92号車「ポルシェ・チーム・マンタイ」(ポルシェ911 RSR)

(スパーク 1/43)


元F1ドライバーのブルーノ・セナ(伯父さんは、アイルトン・セナ)が乗った「アストンマーチン」。


2014年クラス6位・97号車「アストンマーチン・レーシング」

(アストンマーチン・バンテージV8)(スパーク 1/43)


LM-GTE Am: アマチュアドライバー向けの1年以上の年式落ちの市販スポーツカーベース。


2014年・クラス優勝・95号車「アストンマーチン・レーシング」

(アストンマーチン・バンテージV8)(スパーク 1/43)



2014年・クラス2位・88号車「プロトン・コンペティション」(ポルシェ911 RSR)

(スパーク 1/43)


[近年のルマンの状況]

最多優勝記録をもつのは通算16回優勝の「ポルシェ」(ポルシェ917、936、956など)ですが、近年は「アウディ」が圧倒的に強く、優勝回数が通算13回となり、2004年から2008年にかけては5連勝を記録しており、2010年以降はルマン不敗記録を更新中です。(勝率: 81.25%)


1983年優勝車・3号車「ロスマンズ・ポルシェ」(ポルシェ 956) [ヴィジョン 1/43]



[ENGINE 2013年7月号 特別付録 ポルシェ、その戦いの歴史。後編公式PV]より



[ 日本メーカーの状況]

日本メーカーは、まずはトヨタ自動車が2012年に本格復帰しました。

最近トヨタは、F1やWRCから撤退し、モータースポーツには消極的でしたが、HVの盟主を自認するメーカーとして、いち早く「HVプリウス」を世界で発売し、高級HV車「レクサス ハイブリッド」の市場拡大の思惑、最新技術を披露する意味でも絶好の機会と判断したようです。成績もよく、2013年のルマンでは参加した2台が2位と4位に入り、あとは総合優勝だけとなっています。


2013年2位・ 8号車「トヨタ TS030 ハイブリッド」(スパーク 1/43)


また日産自動車も来年2015年に、「NISSAN GT-R LM NISMO」として「LMP1-H」クラスに復帰します。

2014_nissan.jpg


今年は電気自動車「ZEOD RC」(L.オルドネス/V.ライプ/本山哲組)で参戦しました。
(最高速度は298km/h、市販車「日産リーフ」から回生ブレーキ・システムを移植)

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0号車「ニッサン・モータースポーツ・グローバル」(ニッサンZEOD RC)


「ZEOD RC」は、2012年のルマンに参戦した「デルタウィング」の後継車となります。


2012年・0号社「ニッサン・デルタウィング」(1/43 スパーク)


ルマンでは「電気自動車」としては初めて、電気エネルギーだけでコース(13.6km)を1周する快挙を達成しましたが、特別枠(ガレージ#56)で出場した本選では5周(約24分)でトラブルにより、残念ながらリタイヤでした。


[2014年・ルマン公式PV]より (YouTube: http://youtu.be/TnteswtryxE)


[2014年の総括]

トヨタ、アウディ、ポルシェのワークス三つ巴決戦となった、2014年のルマン24時間耐久レース。

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「トヨタ・レーシング」(トヨタ TS 040 ハイブリッド)


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「アウディスポーツ・チーム・ヨースト」(アウディR18 e-トロン・クワトロ)


2014_Porsche.jpg

「ポルシェ・チーム」(ポルシェ919 ハイブリッド)


今年のルマンは、トヨタの7号車・「TS040 ハイブリッド」の元F1ドライバーの中嶋一貴選手(父は、日本人初のフルタイムF1ドライバーの中嶋悟氏)が、予選で日本人ドライバーとして初のポールポジションを獲得し、トヨタ自体も悲願の初優勝が期待されていました。


7号車・「トヨタ・レーシング」(トヨタ TS 040 ハイブリッド)(1/43 スパーク)



[2014年・ルマン公式PV] 7号車のオンボード映像 (YouTube: http://youtu.be/afHty0c9LEU)


また同じフロントローは、ポルシェ・チームの20号車「ポルシェ919 ハイブリッド」(ティモ・ベルンハルト/ブレンドン・ハートレー/マーク・ウェバー組)が2番手、14号車が4番手と好位置につけました。


20号車・「ポルシェ・チーム」(ポルシェ919 ハイブリッド)(1/43 スパーク)


2時間経過、トヨタ7号車が快調に走る中、コース上に土砂降りの雨がふり、3位争いを繰り広げていたトヨタ8号車アウディ3号車を巻き込み直線上で大クラッシュ、コース上に部品が散乱しセーフティカーが入りました。


ライブ映像 (YouYube: http://youtu.be/35D1At7IEfk)


アウディ3号車は、ドライブシャフトが破損しリタイヤ。トヨタ8号車はなんとかピットに戻り、50分のピット修復作業を行い、総合27位まで順位を落とすもコース復帰。今年もトヨタ8号車には日本でもお馴染みのA.デイビッドソン選手(F1時代は、佐藤琢磨選手のチームメイトでしたね)もいたので、密かに応援していました。


2014年・総合3位・8号車・「トヨタ・レーシング」(トヨタ TS 040 ハイブリッド)(1/43 スパーク)


トヨタの不運は続きます。ナイトセクションに入り、トップを快調に飛ばすトヨタ7号車が電気系のトラブルで無念のリタイヤ。

入れ替わりトップに立ったのはアウディ2号車。3周差でポルシェ20号車、さらに1分差でアウディ1号車ポルシェ14号車、クラッシュから復帰し猛追するトヨタ8号車が続きます。

16時間経過、波乱は続きます。独走状態だった、アウディ2号車にターボトラブルが発生し、ピット作業で首位争いから脱落。

トップはアウディ1号車、40秒差の2位にポルシェ20号車が続き、混沌としてきました。


2014年・総合2位・1号車「アウディスポーツ・チーム・ヨースト 」

(アウディR18 e-トロン・クワトロ) [1/43 スパーク]


20時間経過、トップのアウディ1号車にもトラブルが発生します。コース上でマシントラブルで突然止まってしまい、ピットまで戻るもトップから4周遅れの3位でレースに復帰しました。

残り2時間30分、僅差のトップで逃げるポルシェ20号車。ドライバーをエースの元F1ドライバーのマーク・ウェバーに交代し逃げ切りを図るところでしたが、残り2時間のところでエンジントラブルが発生、残り1時間半で無念のリタイヤとなりました。

そしてレース開始から24時間、チェッカーを最初に受けたのは、アウディ2号車「R18 e-トロン クワトロ」(379周)。2位にはアウディ1号車「R18 e-トロン クワトロ」(376周)が続き、3位はクラッシュから挽回したトヨタ8号車「トヨタTS040ハイブリッド」(374周)でした。


2014年優勝車・2号車「アウディスポーツ・チーム・ヨースト 」

(アウディR18 e-トロン・クワトロ) [1/43 スパーク]



ライブ映像・ゴール (YouYube: http://youtu.be/e6VAB16bdWE)


その他、日本人ドライバーは、「LMP2」クラスで、50号車の「ラルブル・コンペティション」(モーガン・ジャッド)の井原慶子選手が、総合15位(クラス・9位・341周)。


50号車・「ラルブル・コンペティション」(モーガン・ジャッド)(1/43 スパーク)


「LM-GTE Am」クラスで、70号車の「チーム・タイサン」(フェラーリ458 イタリア)の中野信治選手(元F1ドライバー)が、総合26位(クラス・8位・327周)となりました。


[J SPORTS公式] WEC第3戦 ル・マン24時間レース ハイライト(日本語)



LeMans2014_1.jpg

(当日、ライブ配信された表賞式の模様)


詳しく知りたい方は、7月11日発売の「オートスポーツ特別編集 ル・マン24時間 2014」(三栄書房)が一番詳しい解説が載ると思います。



来年は、日産の「LMP1-H」クラスへの正式復帰や、日本のマツダ、フェラーリの参戦も噂されており、とても楽しみになりました!

願わくは、F1同様に地上派での中継(以前は、テレビ朝日が放送していました)を希望します。

長文となりましたが、ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました!!

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