[初心者] はじめての「エアコン分解掃除」 (アルミフィン・送風ファン洗浄) に挑戦!! [ショッピング (家電レビュー他)]
不器用でDIYが苦手な私でも、初心者ながら半日程度でエアコンの掃除が簡単にできました。エアコンがカビの匂いなどで困っている方は、ぜひ試してみてください。必要な道具や洗剤、作業や分解方法を簡単にまとめてみました。
■今回掃除した、パナソニック製エアコン
「インバーター冷暖房除湿タイプ ルームエアコン CS-280CU」
■エアコン購入後1年で、送風ファンに大量のカビ・ホコリ
エアコンの下に設置している空気清浄機の本体に黒いチリが散在していたので、エアコンの吹き出し口を覗いてみると、奥にある送風ファンの部分が汚れが大量に付着して真っ黒でした。
2018年春にパナソニック製の新型エアコンに交換し、夏と冬の2シーズンを使用しましたが、人が多くいるリビング・ダイニングで使用しているため、たった1年で送風ファンにかなりの汚れが付着していました。
週刊朝日の「AERA dot.」の記事「エアコンのカビ、原因は“意外な場所”に…増殖する仕組みとは?」を読むと、キッチンなど湿度の高い場所でエアコンを使用するとカビが繁殖しやすいようです。寝室のエアコンの送風ファンはきれいでした。
最初は、割り箸にキッチンペーパーを巻き、重曹をスプレーして送風ファンを拭いてみましたが、あまり汚れが取れませんでした。
普段は、1ヶ月ごとにアルミフィン(熱交換器)のフィルターを掃除するだけでしたが、今回はある程度分解してエアコンの送風ファンを本格的に掃除してみました。(業者に依頼すると5~6万円かかるようです)
■今回購入した、掃除用具一式
【洗剤・洗浄剤】(発売時期により、パッケージのデザインは異なります)
【掃除用具】
(※SUN UP ロングチューブブラシ ナイロン 20mmは、Amazonは最小注文個数が9本になっていたのでヨドバシで購入しました)
■パナソニック製エアコンの分解方法
1. エアコンの電源コンセントを抜きます。
2. 吹出口の分解 (ルーバーの取り外し)
2-1. 閉まっている「上下風向ルーバー」を手でゆっくり開きます。
2-2. 左右に2枚ある「左右風向ルーバー」を外します。はめ込んであるだけなので、簡単に取れました。
2-3. 「上下風向ルーバー」の中央のロックを外し、左右をたわませて取り外しました。(※)
※破損を防ぐために、前面カバーを外してから上下風向ルーバーを取り外すことをおすすめします。
3. 前面カバーの取り外し (外せない場合は、4. へ)
今回、パナソニック製のエアコンは前面カバーが外せて掃除が出来ましたが、日立製のエアコンは外し方が分からず、前面カバーを付けたまま同じ手順でファンを洗浄しましたが、手間は少しかかりましたが、問題なく洗浄・掃除が出来ました。
3-1. 前面パネルを取り外します。(取扱説明書を参照)
3-2.エアフィルター・脱臭フィルター・除菌フィルター・わさび防カビパックを取り外します。(取扱説明書を参照)
3-2.前面カバーを固定しているネジを取り外します。(3箇所)
3-3. 前面カバーを手前を持ち上げながら、取り外します。
3-4. 前面カバーの裏側に汚れが飛散していたので、水洗い後に陰干ししました。
4. アルミフィンの掃除・洗浄
4-1. 予め掃除機や使い古しの歯ブラシでアルミフィンについているホコリなどを落とします。
4-2. アルミフィンに「アースエアコン洗浄スプレー」で拭きつけて、アルミフィンの掃除は完了です。
今回は「無香料」を使いましたが、「フレッシュフォレストの香り」、「エアリーフローラルの香り」もあります。
5. 送風ファンの掃除・洗浄
5-1. 電源部やLEDランプなどの電装品が水に濡れないように、ビニール製の買い物袋と養生テープでしっかり防水します。
5-2.「壁掛け用エアコン洗浄カバー」を被せます。必要に応じて下にバケツや新聞紙 (またはレジャーシート) をセットします。
※「くうきれい エアコンファン洗浄剤」には簡易的な養生シートが付属していますが、「壁掛け用エアコン洗浄カバー」のように排水口がないため、水の重さで落ちるリスクが高いです。そのため、おすすめしません。
これで、準備完了です。
5-3. 「蓄圧式噴霧器」を使用して水をかけながら、「ナイロン製ブラシ」の先端で送風ファンを回しながら、羽を擦ります。
黒いカビや汚れが流れてくるので、ある程度キレイになるまで水洗いします。(蓄圧式噴霧器の4リットル分を使い切りました)
※ネット上でよく紹介されている「ペットボトル専用加圧お掃除スプレー」は、何回も水を入れ直さなければならず、また手も疲れると思いますので、おすすめしません。
なお、ナイロン製のロングチューブブラシを使用すると、効率よく汚れが取れました。
サイズ感がイマイチ分からなかったので、38mmと20mmの両方を購入しましたが、20mmでもファンの間には入らず、写真のように先端部分のみを使用しました。(先端しか使わないので、どちらか1本あれば十分です)
※ロングチューブブラシが無い場合は、使い古しの歯ブラシでも可です。柄が短いので少々手間がかかります。
水洗いだけでも、大量のホコリやカビが取れて驚きました。
6. 「くうきれい エアコンファン洗浄剤」での洗浄・仕上げ
6-1. くうきれいの「ムース」を送風ファン全体にスプレー噴霧して、30分ほど放置します。
6-2. 泡にホコリ・カビなどが付いるのでブラシで擦りながら、噴霧器で水洗いします。
送風ファンに付いてた汚れが、全て取れきれいになりました。
6-3. 仕上げとしてカビ防止のくうきれいの「リンス」をスプレー噴霧し、泡が消える5分ほど放置します。
7. 試運転
エアコンを元の状態に戻し、20分ほど送風運転をして終了です。
※このエアコンには送風運転ボタンが無いので、「暖房・16度」に設定しました。
■注意点
「3. 前面カバーの取り外し」にも記載しましたが、前面カバーの取り外し方が分からない時は、「上下風向ルーバー」は無理に外さない方がいいです。
寝室の日立製エアコンは取り外し方が分からず、前面カバー・上下風向ルーバーを付けたままでしたが十分にファンの掃除は出来ました。
私は、ネットの情報を鵜呑みにして作業したらルーバーを固定する部分を破損させてしまいました。
ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました!!
2019.06.18 初回公開
2024.02.06 リンク修正
■今回掃除した、パナソニック製エアコン
「インバーター冷暖房除湿タイプ ルームエアコン CS-280CU」
Panasonic / 2018年製造モデル / 8~12畳 / 三相200V
■エアコン購入後1年で、送風ファンに大量のカビ・ホコリ
エアコンの下に設置している空気清浄機の本体に黒いチリが散在していたので、エアコンの吹き出し口を覗いてみると、奥にある送風ファンの部分が汚れが大量に付着して真っ黒でした。
2018年春にパナソニック製の新型エアコンに交換し、夏と冬の2シーズンを使用しましたが、人が多くいるリビング・ダイニングで使用しているため、たった1年で送風ファンにかなりの汚れが付着していました。
週刊朝日の「AERA dot.」の記事「エアコンのカビ、原因は“意外な場所”に…増殖する仕組みとは?」を読むと、キッチンなど湿度の高い場所でエアコンを使用するとカビが繁殖しやすいようです。寝室のエアコンの送風ファンはきれいでした。
最初は、割り箸にキッチンペーパーを巻き、重曹をスプレーして送風ファンを拭いてみましたが、あまり汚れが取れませんでした。
普段は、1ヶ月ごとにアルミフィン(熱交換器)のフィルターを掃除するだけでしたが、今回はある程度分解してエアコンの送風ファンを本格的に掃除してみました。(業者に依頼すると5~6万円かかるようです)
■今回購入した、掃除用具一式
【洗剤・洗浄剤】(発売時期により、パッケージのデザインは異なります)
【掃除用具】
(※SUN UP ロングチューブブラシ ナイロン 20mmは、Amazonは最小注文個数が9本になっていたのでヨドバシで購入しました)
■パナソニック製エアコンの分解方法
1. エアコンの電源コンセントを抜きます。
2. 吹出口の分解 (ルーバーの取り外し)
2-1. 閉まっている「上下風向ルーバー」を手でゆっくり開きます。
2-2. 左右に2枚ある「左右風向ルーバー」を外します。はめ込んであるだけなので、簡単に取れました。
(向かって左の左右風向ルーバー)
2-3. 「上下風向ルーバー」の中央のロックを外し、左右をたわませて取り外しました。(※)
※破損を防ぐために、前面カバーを外してから上下風向ルーバーを取り外すことをおすすめします。
3. 前面カバーの取り外し (外せない場合は、4. へ)
今回、パナソニック製のエアコンは前面カバーが外せて掃除が出来ましたが、日立製のエアコンは外し方が分からず、前面カバーを付けたまま同じ手順でファンを洗浄しましたが、手間は少しかかりましたが、問題なく洗浄・掃除が出来ました。
3-1. 前面パネルを取り外します。(取扱説明書を参照)
3-2.エアフィルター・脱臭フィルター・除菌フィルター・わさび防カビパックを取り外します。(取扱説明書を参照)
3-2.前面カバーを固定しているネジを取り外します。(3箇所)
(下の2箇所は目隠しのカバーを取ると現れます)
3-3. 前面カバーを手前を持ち上げながら、取り外します。
3-4. 前面カバーの裏側に汚れが飛散していたので、水洗い後に陰干ししました。
4. アルミフィンの掃除・洗浄
4-1. 予め掃除機や使い古しの歯ブラシでアルミフィンについているホコリなどを落とします。
4-2. アルミフィンに「アースエアコン洗浄スプレー」で拭きつけて、アルミフィンの掃除は完了です。
今回は「無香料」を使いましたが、「フレッシュフォレストの香り」、「エアリーフローラルの香り」もあります。
5. 送風ファンの掃除・洗浄
5-1. 電源部やLEDランプなどの電装品が水に濡れないように、ビニール製の買い物袋と養生テープでしっかり防水します。
5-2.「壁掛け用エアコン洗浄カバー」を被せます。必要に応じて下にバケツや新聞紙 (またはレジャーシート) をセットします。
※「くうきれい エアコンファン洗浄剤」には簡易的な養生シートが付属していますが、「壁掛け用エアコン洗浄カバー」のように排水口がないため、水の重さで落ちるリスクが高いです。そのため、おすすめしません。
これで、準備完了です。
5-3. 「蓄圧式噴霧器」を使用して水をかけながら、「ナイロン製ブラシ」の先端で送風ファンを回しながら、羽を擦ります。
黒いカビや汚れが流れてくるので、ある程度キレイになるまで水洗いします。(蓄圧式噴霧器の4リットル分を使い切りました)
(ブラシにも飛散した黒いカビが付着しています)
※ネット上でよく紹介されている「ペットボトル専用加圧お掃除スプレー」は、何回も水を入れ直さなければならず、また手も疲れると思いますので、おすすめしません。
なお、ナイロン製のロングチューブブラシを使用すると、効率よく汚れが取れました。
(上: 20mm / 下: 38mm)
サイズ感がイマイチ分からなかったので、38mmと20mmの両方を購入しましたが、20mmでもファンの間には入らず、写真のように先端部分のみを使用しました。(先端しか使わないので、どちらか1本あれば十分です)
※ロングチューブブラシが無い場合は、使い古しの歯ブラシでも可です。柄が短いので少々手間がかかります。
水洗いだけでも、大量のホコリやカビが取れて驚きました。
6. 「くうきれい エアコンファン洗浄剤」での洗浄・仕上げ
6-1. くうきれいの「ムース」を送風ファン全体にスプレー噴霧して、30分ほど放置します。
6-2. 泡にホコリ・カビなどが付いるのでブラシで擦りながら、噴霧器で水洗いします。
送風ファンに付いてた汚れが、全て取れきれいになりました。
6-3. 仕上げとしてカビ防止のくうきれいの「リンス」をスプレー噴霧し、泡が消える5分ほど放置します。
7. 試運転
エアコンを元の状態に戻し、20分ほど送風運転をして終了です。
※このエアコンには送風運転ボタンが無いので、「暖房・16度」に設定しました。
■注意点
「3. 前面カバーの取り外し」にも記載しましたが、前面カバーの取り外し方が分からない時は、「上下風向ルーバー」は無理に外さない方がいいです。
寝室の日立製エアコンは取り外し方が分からず、前面カバー・上下風向ルーバーを付けたままでしたが十分にファンの掃除は出来ました。
私は、ネットの情報を鵜呑みにして作業したらルーバーを固定する部分を破損させてしまいました。
(下部は1箇所のネジで固定、上部はフックで頭の部分を破損)
(仕方なくガムテープで固定しました)
ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました!!
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2024.02.06 リンク修正
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