[Back to 80年代・その3]「 X1 turbo」(シャープ) と「ハイドライド」(T&Eソフト) [[80年代] ゲーム・パソコン・玩具]
今回は先日の記事、「[Back to 80年代・その2] 「X1 turbo」(シャープ) と思い出のレトロゲーム」に取り上げた、T&Eソフトの「ハイドライド」シリーズ (シャープ X1 turbo版) について振り返ってみました。
当時のパソコン雑誌 (マイコンBASICマガジン、通称ベーマガなど) に掲載されていたX1 turbo系ゲームの広告の切り抜きが出てきたので処分する前にアーカイブスとしてご紹介します。特に何年の何月号とメモはしてなかったWikiの発売日の年を元に記載しています。
当時は今のようにYouTubeでデモ画面が見れたわけでもなく、田舎だったのでパソコンショップも皆無でこういう広告が頼りで、いくつか保管して父親に電器屋さん経由で頼んだり、お小遣いを貯めて電車に乗って都会まで買いに行ったものです。なので、広告のイメージのみでクソゲーを買ってしまった時のショックは相当でした(涙) (このクソゲーについては後日)
なお、ハイドライドシリーズなど、パソコンのRPG系レトロゲームの詳しい解説などは「OLD GAMERS HISTORY vol.3 ロールプレイングゲーム編 1979年~1991年 創世記編」をぜひご覧ください。
■ハイドライド 1 (1985年1月発売)
当時からシューティングやアクションゲームは苦手だったので、広告を見ておもしろそうだと思いハドソンの「パンチボール マリオブラザーズ」と共に購入した初めてのソフトでした。
初めて起動した時にロゴが浮かび上がるように表示された感動は今でも覚えています。当時の知人宅で遊んだファミコンではこういうグラフィックは見たことがなかってので新鮮でした。
しかし、主人公のジムの動きが速すぎてテンキーでは難しく、取説の多少のヒントでゲーム中にはヒントが全くなく小学生の私には難しすぎて、しばらく放置してしまいました(苦笑)
また、Windows版の「ハイドライド1・2・3」(デジキューブ) をプレイした時、PC-8801版の収録だってので、X1版にはいなかった城前のドラゴンや海の中のオクトパスを初めてみてちょっと感動しました。
[ハイドライド1 広告集]
「構想から1年… ロールプレイングゲームのリアルタイム化を実現!」
「'85年に分野を拓く アクティブロールプレイングゲーム登場!」
「奇抜・難解・驚きと興奮、R.P.G.の新世紀」
「奇抜・難解・驚きと興奮、A.R.P.G.の新世紀」
「話題集中A.R.P.G.! いま最先端の面白さ ハイドライド」
富士通のFM-7やMSXの広告ですが、この中央のフェアリーランドのグラフィックはシャープ X1版には無かったですね。
■ハイドライド 2 (1986年2月発売)
前出のWindows版の「ハイドライド1・2・3」で「ハイドライド 2」をプレイした時、X1版にあったBGMが無かったので、最初不良品と思ってしまいましたがPC-8801版は元からBGMが無かったと知り、ちょっと違和感がありました。プロジェクトEGGでも「2」のX1版の配信が無いので寂しいですね。
[ハイドライド2 広告集]
「ハイドライド シンドローム、ふたたび・・・・」
「挑むも勇気! 背むくも勇気!」
「これ以上 何を 望むのか-」
「Active Role Playing Gameがここまで進化!!」
「お待たせしました ハイドライド2」
「Welcome to HYDLIDE world
ハイドライドの世界へようこそ」
「語り尽くせぬ奥深さ!」
「語り尽くせぬ奥深さ! 永遠のベストセラー」
■ハイドライド 3 (1988年7月発売)
シャープ X1版のハイドライド3は、NEC PC-8801版より半年以上も発売が遅れていたので本当に楽しみにしていました。この頃は中学生になり一人で電車に乗って千葉駅のペリエにあったラオックスで購入した思い出があります。
日本ファルコムの「イース」は既に発売されていたので、時間や重さなどの概念が入るハイドライド3は、かなり難しかったですね。
[ハイドライド3 広告集]
「この感動を待っていた!
熱烈な要望に応えて
ハイドライド完結編、遂に登場!!」
「ハイドライド完結編
驚異のパラレルワールド。」
「またひとつ、永遠の名作が誕生した。」
「ハイドライド完結編」(発売予告)
「ハイドライド完結編」
「すべてのX1ユーザーのために for X1 spirit」
■資料集「ハイドライドミュージアム」
さらにハイドライドを知りたい方は、前出の「Windows版 ハイドライド1・2・3」の特典CDになっている「ハイドライドミュージアム」がおすすめです。
Windows95 / 98用ソフト「ハイドライド」(1999年) に収録されていた「ハイドライドミュージアム」を加筆修正して再録されています。
■開発・発売元の「T&E SOFT」について
T&E SOFT自体は既に解散していますが、2000年頃のホームページのアーカイブスがあったので記載しておきます。
T&E; SOFT'S HOME PAGE
http://www.tes.co.jp/
父親がX1 turboを購入した当時、古いパソコン雑誌などをいくつか知人からもらってきてました。T&E SOFTの設立当時 (1982年) の広告と思われるものがありました。当時のT&E SOFTはゴルフとハイドライドを作っているゲーム会社のイメージでしたね。
■最後に
ハイドライド1・2・3やプロジェクトEGGで改めて当時のままの仕様で遊ぶと思い出補正がかかっていた分かなり難しいし、今のゲームに慣れているのでグラフィックも貧相だしかなり不親切ですね。
当時もファミコン版の「ハイドライド・スペシャル」(発売元: 東芝EMI / 開発元: T&Eソフト) もほぼパソコン版と一緒で友達にクソゲー認定されてました(苦笑) 私はパソコンでしかゲームができなかったので、中学生の時に初めてファミコンで「ドラクエ」で遊んだ時、日本語でしかも町の人々もちゃんとヒントを教えてくれて親切だなと思ってました (笑)
Windows版の「ハイドライド1・2・3」は、現代風にグラフィックとサウンドをリメイクしたアレンジモードでも遊べますがゲームの仕様が一緒なので、出来ればイースのようにリメイク版で遊んみたいなと思いました。
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ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました!!
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(シャープ X1 turbo 広告)
当時のパソコン雑誌 (マイコンBASICマガジン、通称ベーマガなど) に掲載されていたX1 turbo系ゲームの広告の切り抜きが出てきたので処分する前にアーカイブスとしてご紹介します。特に何年の何月号とメモはしてなかったWikiの発売日の年を元に記載しています。
当時は今のようにYouTubeでデモ画面が見れたわけでもなく、田舎だったのでパソコンショップも皆無でこういう広告が頼りで、いくつか保管して父親に電器屋さん経由で頼んだり、お小遣いを貯めて電車に乗って都会まで買いに行ったものです。なので、広告のイメージのみでクソゲーを買ってしまった時のショックは相当でした(涙) (このクソゲーについては後日)
なお、ハイドライドシリーズなど、パソコンのRPG系レトロゲームの詳しい解説などは「OLD GAMERS HISTORY vol.3 ロールプレイングゲーム編 1979年~1991年 創世記編」をぜひご覧ください。
■ハイドライド 1 (1985年1月発売)
当時からシューティングやアクションゲームは苦手だったので、広告を見ておもしろそうだと思いハドソンの「パンチボール マリオブラザーズ」と共に購入した初めてのソフトでした。
初めて起動した時にロゴが浮かび上がるように表示された感動は今でも覚えています。当時の知人宅で遊んだファミコンではこういうグラフィックは見たことがなかってので新鮮でした。
(Windows版「ハイドライド1・2・3」より)
しかし、主人公のジムの動きが速すぎてテンキーでは難しく、取説の多少のヒントでゲーム中にはヒントが全くなく小学生の私には難しすぎて、しばらく放置してしまいました(苦笑)
また、Windows版の「ハイドライド1・2・3」(デジキューブ) をプレイした時、PC-8801版の収録だってので、X1版にはいなかった城前のドラゴンや海の中のオクトパスを初めてみてちょっと感動しました。
[ハイドライド1 広告集]
「構想から1年… ロールプレイングゲームのリアルタイム化を実現!」
(NEC PC-8801 / シャープ X1 予告)
「'85年に分野を拓く アクティブロールプレイングゲーム登場!」
(シャープ X1 / シャープ X1 turbo / NEC PC-8801)
「奇抜・難解・驚きと興奮、R.P.G.の新世紀」
(シャープ X1 / シャープ X1 turbo)
「奇抜・難解・驚きと興奮、A.R.P.G.の新世紀」
(シャープ X1 / シャープ X1 turbo / NEC PC-8801 / NEC PC-6001mkII / 富士通 FM-7 / MSX)
「話題集中A.R.P.G.! いま最先端の面白さ ハイドライド」
[参考] (富士通 FM-7 / MSX)
[参考] (富士通 FM-7 / MSX)
富士通のFM-7やMSXの広告ですが、この中央のフェアリーランドのグラフィックはシャープ X1版には無かったですね。
■ハイドライド 2 (1986年2月発売)
前出のWindows版の「ハイドライド1・2・3」で「ハイドライド 2」をプレイした時、X1版にあったBGMが無かったので、最初不良品と思ってしまいましたがPC-8801版は元からBGMが無かったと知り、ちょっと違和感がありました。プロジェクトEGGでも「2」のX1版の配信が無いので寂しいですね。
[ハイドライド2 広告集]
「ハイドライド シンドローム、ふたたび・・・・」
「挑むも勇気! 背むくも勇気!」
(シャープ X1 / シャープ X1 turbo / NEC PC-8801 / 富士通 FM-7)
「これ以上 何を 望むのか-」
[参考] (NEC PC-8801 / シャープ X1 turboは発売が遅延)
「Active Role Playing Gameがここまで進化!!」
「お待たせしました ハイドライド2」
(シャープ X1 / シャープ X1 turbo / 富士通 FM-7)
「Welcome to HYDLIDE world
ハイドライドの世界へようこそ」
「語り尽くせぬ奥深さ!」
(シャープ X1 / シャープ X1 turbo / 富士通 FM-7)
「語り尽くせぬ奥深さ! 永遠のベストセラー」
(シャープ X1 / シャープ X1 turbo / NEC PC-8801 / 富士通 FM-7)
■ハイドライド 3 (1988年7月発売)
シャープ X1版のハイドライド3は、NEC PC-8801版より半年以上も発売が遅れていたので本当に楽しみにしていました。この頃は中学生になり一人で電車に乗って千葉駅のペリエにあったラオックスで購入した思い出があります。
日本ファルコムの「イース」は既に発売されていたので、時間や重さなどの概念が入るハイドライド3は、かなり難しかったですね。
[ハイドライド3 広告集]
「この感動を待っていた!
熱烈な要望に応えて
ハイドライド完結編、遂に登場!!」
「ハイドライド完結編
驚異のパラレルワールド。」
[参考] (NEC PC-8801 / MSX)
「またひとつ、永遠の名作が誕生した。」
[参考] (NEC PC-8801 / MSX)
「ハイドライド完結編」(発売予告)
「ハイドライド完結編」
(シャープ X1 / シャープ X1 turbo / NEC PC-9801)
「すべてのX1ユーザーのために for X1 spirit」
(シャープ X1 / シャープ X1 turbo / NEC PC-9801)
(シャープ X1 / シャープ X1 turbo / NEC PC-9801)
■資料集「ハイドライドミュージアム」
さらにハイドライドを知りたい方は、前出の「Windows版 ハイドライド1・2・3」の特典CDになっている「ハイドライドミュージアム」がおすすめです。
(Windows版「ハイドライド1・2・3」より)
Windows95 / 98用ソフト「ハイドライド」(1999年) に収録されていた「ハイドライドミュージアム」を加筆修正して再録されています。
■開発・発売元の「T&E SOFT」について
T&E SOFT自体は既に解散していますが、2000年頃のホームページのアーカイブスがあったので記載しておきます。
T&E; SOFT'S HOME PAGE
http://www.tes.co.jp/
父親がX1 turboを購入した当時、古いパソコン雑誌などをいくつか知人からもらってきてました。T&E SOFTの設立当時 (1982年) の広告と思われるものがありました。当時のT&E SOFTはゴルフとハイドライドを作っているゲーム会社のイメージでしたね。
■最後に
ハイドライド1・2・3やプロジェクトEGGで改めて当時のままの仕様で遊ぶと思い出補正がかかっていた分かなり難しいし、今のゲームに慣れているのでグラフィックも貧相だしかなり不親切ですね。
当時もファミコン版の「ハイドライド・スペシャル」(発売元: 東芝EMI / 開発元: T&Eソフト) もほぼパソコン版と一緒で友達にクソゲー認定されてました(苦笑) 私はパソコンでしかゲームができなかったので、中学生の時に初めてファミコンで「ドラクエ」で遊んだ時、日本語でしかも町の人々もちゃんとヒントを教えてくれて親切だなと思ってました (笑)
(ファミコン版 ハイドライド・スペシャル)
Windows版の「ハイドライド1・2・3」は、現代風にグラフィックとサウンドをリメイクしたアレンジモードでも遊べますがゲームの仕様が一緒なので、出来ればイースのようにリメイク版で遊んみたいなと思いました。
※この記事で使用した画像・映像等の著作権,商標権又はその他の知的財産権画像などは全て権利者に帰属します。また掲載した私が所有しているCD・レコード、書籍等の写真は他のサイト・ブログ、各SNS等への転用・引用は一切しないようお願いいたします。
ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました!!
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