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【鉄道DVD】「ザッツ(That's)北陸本線」/ 「日本海縦貫線」のご紹介及び、北陸新幹線開業の私感 [鉄道ニュース]

来週の土曜日(14日)で、いよいよ北陸新幹線が開業ですね!


E7系北陸新幹線「かがやき」(KATO)

その反面、・金沢~直江津間などの北陸本線などの在来線は第三セクター(しなの鉄道・えちごトキめき鉄道・あいの風とやま鉄道・IRいしかわ鉄道)に移管され、分断されます。

これにより日本海縦貫線も短縮になりJR貨物は第三セクター化とした部分は通行料を払って貨物は通りますが、旅客は三セクに乗り入れることはないので、多くの優等列車が廃止(特急「はくたか」「北越」・寝台特急「トワイライトエクスプレス」)・短縮(特急「サンダーバード」「しらさぎ」)となってしまいます。

先日、ビコムよりこれら列車の撮り下ろし映像を収録した、DVD/Blu-rayの「ザッツ(That's)北陸本線 上越線 越後湯沢~北越急行 ほくほく線~北陸本線 金沢」が発売されました。


(プロモーション動画: http://youtu.be/MsWnIPGYagQ)


ザッツ(That's)北陸本線 上越線 越後湯沢~北越急行 ほくほく線~北陸本線 金沢


(DVD版)


【内容】
■上越線・越後湯沢→北越急行ほくほく線→信越本線・直江津
在来線最高速度の時速160㎞/hの北越急行ほくほく線を経由し、越後湯沢−金沢間で運転された特急「はくたか」。JR西日本と北越急行の681系・683系がそれぞれ使用された。ほくほく線の普通列車の一部は、日本初のシアター・トレイン「ゆめぞら」で運転。


特急「はくたか」 北越急行 683系8000番台 スノーラビットエクスプレス(KATO)


■北陸本線・直江津→糸魚川
特急「はくたか」は、1969年の電化にともなうルートの変更により頸城(くびき)トンネル内に設置された筒石駅や、梶屋敷−糸魚川間の交直セクションを通過する。


特急「はくたか」 北越急行 681系2000番台 スノーラビットエクスプレス(KATO)


■特急「北越」
金沢−新潟間の都市間輸送を担い、全列車に485系が使用される最後の特急となった。かつて特急「いしかり」にも使用された旧国鉄色の編成も活躍した。


特急「北越」 485系 3000番台系 (上沼垂色・トミックス)


■糸魚川→泊
親不知(おやしらず)をはじめ、北アルプスが日本海に落ち込む険しい海岸に沿いを走る。特急の合間を縫って413系による普通列車も運転。


413系100番台+クハ455-702 新北陸色 (マイクロエース)


■寝台特急「トワイライトエクスプレス」
24系客車を同じカラーのEF81形が牽引。日本最長距離の旅客列車として下りは大阪−札幌間1,495.7㎞を約22時間、上りは1,508.5㎞を22時間50分で走破した。


寝台特急「トワイライトエクスプレス」 (KATO)


■泊→富山
圧倒的なスケールで迫る立山連峰を仰ぎ見ながら列車たちは疾走する。

■475系
451系・471系に始まる交直両用の長距離用電車のパイオニア。現役最後の国鉄急行形電車となったが、新幹線開業と引き換えに引退。


475系 (北陸色 青帯・KATO)


■富山→高岡
大阪−富山間の特急「サンダーバード」と名古屋−富山間の特急「しらさぎ」は、七尾線に乗入れる一部の「サンダーバード」を除き、金沢−富山間の運転を終了した。


特急「サンダーバード」 683系 (KATO)


■高岡→金沢
第3セクター化後も「日本海縦貫線」の一部として継続される貨物輸送。永らく活躍してきた、交流50・60ヘルツと直流の3電源対応のEF81形にも、引退の日が近づく。


EF81 電気機関車 一般色 敦賀運転派出 (KATO)


なお、BD盤には以下の特典映像が収録されています。


(BD版)


■映像特典1 北陸本線 金沢−米原
特急「サンダーバード」「しらさぎ」や「SL北びわこ」号の活躍をダイジェストで紹介。

■映像特典2 北陸本線旧線 廃線跡(谷浜−浦本・親不知−市振) 電化に伴う複線の別線の新設により、役目を終えた単線の旧線をたどる。

日本海縦貫線



【内容】
大阪駅から青森駅を日本海側の路線で結ぶ日本海縦貫線。 街から琵琶湖へ、そして日本海岸沿岸を通って秋田、青森の山々へ。 東海道本線、湖西線、北陸本線、信越本線、羽越本線、奥羽本線を過去と現在の寝台列車で追う。 四季折々の映像と共に、日本海縦貫線の上下線の走行をお楽しみ下さい。

※紹介車種「トワイライトエクスプレス」「日本海」「きたぐに」「能登」「あけぼの」「わくわくドリーム」他

私感ですが、報道は北陸新幹線のメリットしか報道されていないような気がします。在来線の三セク化による運賃の値上げや三セク間同士の接続の問題(雪による遅延)や、今まで大阪から富山でサンダーバードが直通していましたが、今後は金沢で乗り換えとなり、 地元民の利便性は大きく低下します。

また、特急しらさぎが乗り入れていた、北越急行のドル箱路線のほくほく線の収益は激減し、当面は内部留保でしのぐようですが、沿線の人口を考えると将来的なはどうなんでしょうか?

税金を負担して運営していた国鉄の赤字体質の改善策として、収益性を確保すべく分割民営化したはずなのに、収益性が悪いローカル線は三セクに移行し、結局また赤字を各自治体が税金で負担するって、何とも言えないですね。


(乗って残したい… 赤字ローカル線は今?)


今まで、新幹線開業によって三セク化した在来線は収益の面では、どこもいい話を今後注目したいと思います。

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ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました!!

※ここで紹介している動画は、ビコム株式会社がプロモーション用に作成し、YouTubeで公開している公式動画です。

ぜひ、ホームページ「外房雑記録」(http://sotobou.web.fc2.com/)にも、遊びにきてくださいね♪ 内容は、Nゲージ入門(鉄道模型)ガイド、JR外房線ガイド(車両・歴史・廃線など)、クラブミュージック/クラブジャズ/洋楽の名盤CDガイドです。

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